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そこから、今回のグランプリ受賞に繋がってきたわけですね。神戸ジャズヴォーカルクイーンコンテストへのエントリーどんなきっかけで? |
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「去年まで5年半ほど、勉強と仕事でボストンにいたんです。たくさんのミュージシャンや先生と出会って、刺激もあり、とても居心地がよかったんですね。冬の寒さ以外は(笑)。そこで出会った先生のひとりがタイガー大越さんなんですが、タイガーさんに『いつまでもここに留まっていないで、もっとどんどん外に出て行かなくちゃ!』と、背中を押されたというかプレッシャーをかけられたというか(笑)。もともと、あまり自分を前に出していく性格ではないので、そうやって激励されたのが大きなきっかけでした。コンテストにエントリーして、いろんなミュージシャンと知り合えたらもっといろんなところで音楽活動ができるようになるかなあ・・・、そんなことを考えながらの参加でした」 |
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コンテストの感想はどうでしたか? |
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「皆さん個性のあるとても素晴らしいシンガーばかり。自分がグランプリを受賞するなんて夢にも思いませんでした。ただ、最終予選にまで選んで頂いたことに感謝して、結果はともかくとしてまず、自分のできる精一杯の歌を歌おうと思いました。実際にステージに出てみると、このコンテストを楽しみにして来られた会場の人々の暖かさを感じることができましたし、心から楽しんで、おもいっきり歌うことができました。」 |
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でも、最後になって小橋さんのお名前がコールされたわけですよね。 |
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「もうそのときは頭の中が真っ白になってしまいました。もちろん、何か賞がもらえるといいなあとは思っていたんですけど(笑)。ティアラや賞状をいただいたりしたのは覚えているんですが、何がなんだかわからないうちに表彰式が終わってしまいました。あ、そうそう、ティアラをつけた自分の姿も、私自身は見ていないんです(爆笑)。でも、大好きな神戸のでコンテストでグランプリをいただいたことがとても嬉しいです!『がんばれよ!』と声をかけていただいたようで」 |
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