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一年生の頃から実行委員会に入っている阿部さん。その当時は企業が主催していたイベントだったため、当時は運営のお手伝いという感じだったのだとか。それが、その次の年から学生主催というカタチに変わり、阿部さんは広報を担当。イベント主催はもちろん初めての経験、大変なことが多かったそうです。 |
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「それまでは企業の方が2人ですべての作業をされてたんですよ。でも次の年は学生が20人集まって、やっとイベント当日まで持っていけたって感じだったので、学生と社会人の違いというものを痛感しました。社会人ってすごいな!って(笑)。具体的には、たとえば協賛一つお願いするにしてもどこに話を持っていけばいいのか分からないし、どういうふうにお話しすればいいのかも分からないしで、もう分からないことばかりで。企業の方からいただいたそれまでの資料をもとに、手探りでしたがみんなで頑張りました」 |
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右も左も分からない状態ながらも、学生の手で成功させた昨年のジャズフェスティバル。苦労した点も多かったようですが、それよりも喜びが大きかったという阿部さん。ジャズフェスティバルの楽しさについて伺いました。 |
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「私、本番が大好きなんです。楽しんでくれるお客さんの顔をステージから見ていると、今まで苦労してきたことが嘘みたいに思えてきて。見に来てくださった方に『ありがとう』と言っていただけたのが本当に嬉しかったです。確かに大変なこともたくさんありましたが、お客さんに楽しんでもらえるイベントが作れた喜びの方がずっと大きかったです」 |
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観客から「元気をもらえた」「来年もまた来たい」という声を直接聞くことができるのは大きな楽しみ。実際のプレイにも力が入るし、なによりも次のイベント運営の活力に繋がると阿部さんは言います。ほかにも実行委員会ならではの楽しみがあります。 |
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「入場料やチラシのデザイン、協賛、出演バンドのタイムスケジュールや順番など、すべて自分たちが考えて作り上げたもの。なにもない状態から考えて、一つのイベントを完成させていくという楽しみはほかでは味わえません」 |
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