地下にお店があることは、この看板でもすぐわかる。階段を降りると、お、この古いドアがどうも今回の目的地らしい。 そっとドアを開けると…、おおなんだ、この空気は。 壁際のソファ席、小さな黒いテーブルとイス、カウンターに雑然と並んだボトル、ラックにぎっしり詰め込まれたCDと本や雑誌…。 あれ?なんか懐かしい…。なんだか懐かしいぞ?なんだこの感覚は?
ビッグアップルでは、自主制にも力を入れているようで、録音機材も充実している。 引用すると、「MOTU896とDigital Performerによる、最高の24bit/96khzの24chマルチ高音質録音!」。ミックスとマスタリングまで行っているそうで、自分のアルバムを作りたい…と願うミュージシャンには朗報かもしれない。 販売中のアルバムには、須山久美子さんの「おうまさんがやってくる」なんていう、競馬をテーマにしたものもある。しかも連作!こりゃあちょっと他ではありませんねえ(笑)。
静かな北野の街の一角に、こんなライブハウスがあるなんて…。いや、意外な発見でした。 レアでコアな音楽ファンにはたまらないお店のひとつだろう。