大阪城野外音楽堂から神戸ハーバーランドへ関西10大学が集結して26年目の再スタート

　“ジャズフェス”の愛称で長く親しまれてきた、大阪城ジャズフェスティバルが「関西学生Jazz Festival 2016」に名称を変え、大阪城野外音楽堂から神戸ハーバーランドに会場を移し、5月29日（土）に開催されました。

　大阪城ジャズフェスティバルのコンセプトを受け継ぎ、今年は同じ学生団体の「Swing Jazz Cruise」とコラボし、関西10大学の学生が企画、運営、出演を行う関西最大級のジャズイベントとして再スタートしました。例年はコンボだけだった、春の「Swing Jazz Cruise」と同日開催により、コンボジャズとビッグバンドのコラボが実現。2つの団体が力を合わせてパワーアップし、関西の大学生ビッグバンドが集結しました。

　例年は2日間の日程で開催されていましたが、今回は10大学すべての演奏を1日で聴くことができるようになりました。特設ステージでは各大学のビッグバンドの演奏をはじめ、ジャズフェスの華として、各大学から集結して結成された「Girls Band」が今年も登場しました。

　さらに、ゲストライブには、大阪城ジャズフェスティバルのセレクションバンドを母体として結成し、11年目を迎えた「Double Force Jazz Orchestra」が登場。熱のこもったパフォーマンスで会場を盛り上げます。関東からは東西バンドの交流を目的に結成された「6代目濃い味バンド」が参加し、東西セレクションバンド対決で楽しませてくれました。

　実行委員長を務める天理大学の西面佑紀さんは、「大阪城ジャズフェスティバルの伝統を受け継ぎながら新しい試みということもあり、今までにない困難にぶつかりながらも、この日を最高のイベントにしたいという思いで頑張ることができました」と話し、新たなジャズフェスティバルの第一歩を踏み出しました。