2014年8月に開催された「第30回 ジャパンステューデントジャズフェスティバル」で、見事「ベストサウンド賞(富士通テン賞)」を受賞した伊丹市立伊丹高等学校吹奏楽部「ICHI☆ITA JAZZ Ensemble」。副賞として授与されたレコーディングが兵庫・伊丹の「伊丹アイフォニックホール」で行われました。
「第30回 ジャパンステューデントジャズフェスティバル」の様子はこちら(各賞受賞校の演奏ムービーもあります)
すっかり暖かくなった春の青空の下、富士通テン 出張レコーディングチームは、会社のある神戸市兵庫区から伊丹市「伊丹アイフォニックホール」に向かいました。会場に向かう前に、私たちはカレー屋で腹ごしらえ。東京でも愛知でも、出張レコーディングの時はいつもお昼にカレーライスを食べている気がします…。
さて、今回レコーディングを実施する伊丹市立伊丹高校吹奏楽部のビッグバンドといえば、「高槻ジャズストリート」や「神戸JAZZ」のほか各イベントに精力的に出演され、皆さんすっかり御馴染みですね♪黒いシャツにネクタイといえばすぐに「ICHI☆ITA JAZZ Ensemble」が思い浮かびます。
お腹もすっかり満たされ、お昼過ぎに会場に到着後、録音機材を組み上げていきます。「伊丹アイフォニックホール」は外観・ホール内とも本当に綺麗で、こんな素晴らしいステージで演奏できる皆さんが羨ましいです。昨年夏に引退した3年生も加わっての、集大成となる演奏会。準備、リハーサルと和気藹々とした雰囲気でしたが、本番のステージが始まるとそこは流石の演奏レベルです。ホールの美しい響きとともに、迫力あるビッグバンドサウンドが会場を包み込みました。途中、ゲストヴォーカルとして大森教頭先生が登場したのには驚きです!ダンディーな美声を響かせ、お客様を魅了していました。
最後は部員の皆さんがお揃いのTシャツで演奏を行うなど、最後まで楽しい雰囲気で演奏会は幕を閉じました。録音もばっちりです!メモリアルCD完成までもう暫くお待ちください!
ICHI☆ITA JAZZ Ensembleの皆さんから、今回収録したライブCDの感想を頂きました!
一部ご紹介します。合わせてお送り頂いた皆さんの集合写真も、笑顔いっぱいで素敵です♪
私はバストロンボーンを担当しているのですが、普段の録音だと、どうしても拾いにくい音なので、消えてしまっていて…。
今回いただいたCDは低音の響きがすごく伝わってきて、とても感動しました。
このCDは今後の自分の活力となります。一生大切にしたいと思います。
ジャケットもプログラムの紙もとってもかっこよくて、売っているCDみたいで感動しました!
どの曲も思い出があって、どの曲を聴いていても楽しかったです。これから何回も聴くと思います。
まさか自分たちが演奏したなんて思えないぐらい、絶妙な音のバランスだったので、富士通テンさんの技術はすごいなと思いました。
自分たちの曲が聴けるのもすごく嬉しいのですが、後輩たちが頑張って練習してきた曲や、この素敵な賞を獲得した先輩方の演奏もまた聴けるのがとても嬉しいです。
このCDを何回も聴いて自分の次の課題を見つけようと思います。
当日のホールで吹いた音とお客さんの拍手がCDに入っていたので、あの日の記憶が蘇りました。
大切な青春の一日が大人になっても聴くことができる喜びを改めて感じてきました。
今回の「春のJAZZ祭り2015」という演奏会は、私たちがたくさんの時間をかけて、練習に取り組んで作った演奏会だったので、
このような形に残るものができて本当に嬉しいし、このレコーディングのおかげで一生忘れない演奏会になりました。
とても完成度が高くて、プロの仕事って本当に素晴らしいと思いました。
CDの音質が素晴らしすぎて、毎日聴いています。
ここまで丁寧にミキシングしてもらえるとは思っておらず、最初にCDを聴いた時に、「これが自分たちの演奏か?」と思ったほどでした。
一生大切にできるCDをつくっていただいて、本当にありがとうございます!
いろんな楽器の音が鮮明に聴こえ、立体感があって迫力満点のCDでした。
エンジニアの方々の素晴らしい技術でCDを作っていただけて本当に嬉しいです。
CDの仕上がりが自分が思っていたよりも断然上回っていて、表紙からすごいなと思いました。
どの楽器もクリアな音で、ほんとうに自分たちが演奏していたのかと疑うぐらい聴き入ってしまいました。
色々な楽器の一つ一つの音がはっきりと録音されており、家でCDを流していると目の前で聴いているようでした。
先輩方の演奏はとてもかっこ良いので何回も聴いて学んでいます。
このCDは宝物です。これからもずっと大切にしていきます。
音響のバランスが全体的によくて最高でした。
ダイナミックスなどの音量や転調による表情の変化がとても感じられました。
その分、音のミスやリズム感の甘さ、テンポキープなど、自分ができていない部分を改めて見直すのに最適でした。
上手くいかないところも沢山ありましたが、自分たちも楽しかったですしお客さんに喜んでもらえた様子だったので良かったです。明日から4月で新1年生が入ってくることもあり、今のこの1、2年生のバンドで演奏できるのが今日で最後だったので、悔いが残らないように、「今出来る最高の演奏をしよう!」と皆で話していました。
演奏会というものは、お客さんがいて成立するものですし、顧問の先生、保護者の皆さんを始め、関わって頂いた全ての皆さんへ、部員一同とても感謝しております。