初夏の快晴のもと、大阪城ジャズフェスティバルが5月24日（土）・25日（日）の2日間、大阪城野外音楽堂で開催されました。今年で24回目を迎えた関西最大級のビッグバンドジャズコンサートは、関西の11大学が集結し、総勢200名以上の大学生が企画・運営・出演のすべてを行い、「関西から学生のエネルギーを伝える」をコンセプトに、大学生の想いが詰まったイベントです。

　関西ではすっかりおなじみの実力派11大学のステージに加え、30名で結成された、浴衣姿が艶やかな「Girls Band」が登場。今年は京都大学の沖永瑛里さん（4回生）が素敵なヴォーカルを披露し、ジャズフェス恒例の「Girls Band」は一味違うステージになりました。
　また、大阪城ジャズフェス実行委員を母体として結成された「Double Force Jazz Orchestra」、関西発エンタメ系インストブラスロックバンド「カルメラ」、関東から参加の「5代目濃い味バンド」（関東Selection Band）、「関西Selection Band」など、おなじみのゲストバンドのパフォーマンスをはじめ、来場者が参加する「大阪城ジャズフェスクイズ」や、総合司会を務める佛教大学お笑いサークル「SHOWCASE」によるお笑いライブも盛り上がり、イベントに華を添えました。

　実行委員長を務めた天理大学の浜岡和良さん（4年）は、「委員会を運営するうえで、たくさんの人の想いに出会いました。24回も回数を重ねると、多くの人がイベントに関わります。ご来場していただいたお客さま、ステージに立つ11大学の出演者、委員会を運営する学生など、そのすべてに共通する想いはジャズフェスへの愛情です」と話します。
　2日間で詰めかけた2762人のジャズフェスファンに学生たちの「ジャズに賭ける想い」「ジャズを愛する想い」は、しっかりと伝わったのではないでしょうか。