もともとは「自分たちの家族へのクリスマスプレゼント」と始めたモダンタイムスビッグバンド年末恒例のクリスマスパーティー。現在では家族だけでなく、一般の方の来場も数多い一大イベントに。今年はゲストに第4回神戸ジャズヴォーカルクイーンコンテストでグランプリを受賞した杉山千絵さんを迎えての華やかなステージとなりました。モダンタイムスが得意とするスイングジャズからクリスマスソングまで多彩な選曲や軽快なトークに耳を傾けながら、食事や会話、社交ダンスが楽しめるアットホームなひとときに会場は大満足。まさに聖夜ならではの、スペシャルなクリスマスパーティーでした。 MODERN TIMES BIG BAND、杉山千絵（Guest Vocal）

		フランク・シナトラやベニー･グッドマンなどの往年の名曲で始まった第一部。ビッグバンドらしい迫力あるアンサンブルに加え、プロが多く在籍するモダンタイムスならではの聴かせるソロパートで、序盤から会場はヒートアップ。途中からゲストボーカルの杉山千絵さんも加わり、ステージは華やかなムードに。伸びやかで美しい歌声の杉山さんはバンドとの相性も抜群。1時間があっという間に感じられるほど、素敵なステージを楽しませてくれました。
	1.JA-DA、2.Sky Liner、3.Witchceaft、4.Stompin’ At The Savoy、5.Everything Happens To Me、6.Two-Bone Barbecue、7.Orange Colored Sky※、8.The Shadow Of Your Smile※、9.Tennessee Waltz※、10.Apple Honey、11.Danny Boy　※はボーカル曲

	第二部はキャロルAdeste Fidelesから始まり、一気にクリスマスムードに。バンドマスター、日下さんと司会の松尾さんの楽しいトークやダンスナンバーをBGMに社交ダンスが楽しめるダンスフロアなど、アットホームな演出に会場も和やかなムードに包まれました。中盤からはゲストボーカルの杉山さんが再び登場、クリスマスソングやラテンの代表曲Besame Muchなどを見事に歌い上げ楽しませてくれました。聖夜にふさわしい大満足の一夜となりました。
	1.Adeste Fideles、.Dancing In The Dark、3.Spanish Eyes、4.Laura、5.Tuxedo Junction、6.A Time For Love、7.Almost Like Being In Love※、8.Have Yourself A Merry Little Christmas※、9.Besame Mucho※、10.Route 66※、11.What Kind Of Fool Am I?、12.This Could Be The Start Of Something Big、【アンコール1】Petter Gunn 【アンコール2】Away In A Manger　※はボーカル曲

		「最初は1年に1回の家族サービスと思って始めたクリスマスパーティーも、一般の方まで楽しんでくれるようになって大変嬉しいです」とお話しいただいたのは、バンドマスターの日下雄介さん。「来てくださる方はみんな家族のような気持ちで、アットホームな雰囲気を楽しんでほしい」とのこと。これまで数え切れないほどのステージを踏んできた中で思い出深いエピソードは、2005年の韓国Halla Wind Ensembleとの出会い。「05年は私たちが韓国に行きましたが、06年は彼らが日本に来てくれました。6月にジーベックホールで開催したコンサートには、神戸にある朝鮮学校も参加してくれて、日朝韓での交流ができたことがとても嬉しかったです」。「結成して22年、当時から変わらないメンバーも6人います。これまで演奏してきた音楽スタイルをベースに、これからも音楽を楽しんでいきたい」と朗らかに話してくれました。