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TM4X4(てぃーえむ・ふぉー・ばい・ふぉー)の第三カテゴリーは「エアフォー(呼吸についての4項目)」です。 |
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これから「外垂芯吊」について、何回かに分けて説明しましょう。 |
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舌に重点を置いた練習法であるTMを根底で支える基本コンセプトは「外柔芯剛(がいじゅう・しんごう)」です。これは読んで字のごとく、身体の外側は柔らかく、身体の芯がしっかりしていること。体表面の筋肉を可能な限り脱力し、深層筋群(インナーマッスル)を活性化するのが外柔芯剛です。 |
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スポーツでも武術でもダンスでも、すぐれた身体運動を行なう人は、体表面の脱力と体芯部の入力のバランスがよいといわれます。楽器演奏も同様で、すばらしい演奏は高度に外柔芯剛が達成された身体上に成立していると考えられるのです。 |
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唇ではなく舌を鍛えるというアイデアも、外を脱力し芯に入力するという考えの一環です。人間の身体を一本のチューブとして見た場合、口輪筋は外側であり、舌は筒の内側であることがおわかりいただけるでしょう。 |
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さて、外柔芯剛のトレーニング(後述)を積むと、体表面が「垂れる」感覚(これを外垂という)が生まれ、同時に芯が上から「吊られる」感覚(これが芯吊)も芽生えてきます。 |
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クラウド・ゴードンが指導した「チェストアップ」が正しく実践できると、ごく自然に外垂芯吊が達成されます。逆にいうなら、外垂芯吊でないとチェストアップもうまくできないという関係があります。 |
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これから、外柔芯剛および外垂芯吊のための「ウォーター・トレーニング」について解説していきます。 |
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ウォーター・トレーニングは「水のような身体になる」ための練習です。なぜ「水のようになる」必要があるのか。それは自由に動くため。 |
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私たちは日常生活で、身体のいろんなところを固めて、とても不自由な動きをしています。それをほぐしながら少しでも自由な身体を取り戻そうというわけです。 |
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呼吸も例外ではありません。ほとんどの人は自覚していませんが、現代人の呼吸は浅く不自由なものになっています。上手に吸えない、上手に吐けない、つまり自由にコントロールできない。この状態から脱して、より自在な呼吸を獲得するために、水のような身体を作るのです。 |
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つづく。 |
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