エレベータの扉が開いてあらわれるのは、なんとなくレトロな雰囲気のエンントランス。いわゆるモダンな、洗練された内装…という印象ではないんですね。レトロというよりむしろクラシックな、昔こんなレストランとかビアホールがあったよなーって感じ。あー、そういえば、喫茶店(カフェじゃなくってね)ってこんなんだったなあ、なんて感じなんである。真紅のカーペットに落ち着いた茶色のシート。テーブルには目にも鮮やかな白いクロスがにかかっている。一方にはぐるりとソファ席、そして反対側には長い長いカウンターが延びている。実にクラシカルで暖かいたたずまいだ。
ひとりでふらっと立ち寄っても、いつでも美味しいお酒と料理、楽しい音楽が待っていてくれる。さらに見目麗しい女性と気楽に会話も楽しめるなんて、そんなお店ちょっとないでしょ?