コンサートレポート バックナンバー
"BIG BAND SCREAM"vol.2
第2回ビッグバンドスクリーム
出演者総勢60人。ライブハウスはリハーサルから熱気に包まれました。
「世代を超えビッグバンドの楽しさを分かち合う」、そして「学校卒業後も長くビッグバンドを続けてほしい」、との想いから阪急六甲駅前のライブハウス「メイデン・ヴォエッジ」と社会人ビッグバンドのグローバル・ジャズ・オーケストラがホストとなり立ち上げたコンサート「ビッグバンドスクリーム」。7月に開催された第1回目は、大阪の北陽高校ジャズバンド、神戸の甲南大学Newport Swing Orchestraとグローバル・ジャズ・オーケストラが出演。
前回の大好評を受けて開催された今回は、グローバル・ジャズ・オーケストラ、同志社大学、泉陽高校が出演し、ビッグバンドの楽しさを満喫できるコンサートとなりました。
出演バンド
1. 泉陽高校軽音楽部 S.L.M.S 2. 同志社大学 "The Third Herd Orchestra" 3. グローバル ジャズ オーケストラ
大阪府立泉陽高等学校 S.L.M.S ページトップへ
1・2年生で構成されたフレッシュなサウンドが魅力。
堺市から参加の泉陽高校軽音楽部は、3年生が4月で引退しているため、1・2年生のメンバーで構成されていますが(なんと男子部員は2名のみ)、バンド経験2年未満とは思えない素敵な演奏を披露してくれました。MCも曲ごとに持ち回りで楽しくメンバー紹介をしてくれ、会場を盛り上げれくれました。
演奏曲リスト 1.Basie's Jingle Bells、2.Alice Blue Gown、3.Swing Shift、4.Moon River、5.Ya Gotta Try
BandMember'sComment
あこがれの先輩達の演奏は、格好よくて最高でした!
私たちのできることを、楽しく、自分達らしく、お客さんにも楽しんでいただけるように演奏しました。そして、あこがれのグローバル、同志社大の皆さんの演奏は、とても格好よかったです。大変勉強になるライブでした!
(部長:藤井さん)
 
同志社大学 ザ・サード・ハード・オーケストラ ページトップへ
山野ビッグバンドコンテストで最優秀賞を受賞した演奏は圧巻。
今年の「第37回山野ビッグバンドコンテスト」で大学バンドの頂点にたった彼らの演奏は、「さすが」の一言でした。同志社の伝統であるコンテンポラリーな選曲とアレンジを、素晴らしい演奏で聴かせてくれました。マリンバやシンセサイザーを含む編成は従来のビッグバンドの概念とは違うサウンドで、聴く者を圧倒しました。
演奏曲リスト 1.Squiggle、2.The Heart Of The Day、3.Cool Couches "Le Retour"、4.Tell Me A Bed Time Story、5.Sous Les Lofts De Paris
BandMember'sComment
世代を超えた、思い出になるライブでした。
高校生、大学生、社会人と世代の違う人たちと会場づくりをするのは初めての経験で、こんな思い出に残るライブができて嬉しいです!「今しか出来ないことを、へたでもいいから!」という想いを込めて、荒削りですが、力一杯演奏し、とても楽しませてもらいました。
(バンドリーダー:大槻さん)
 
グローバル ジャズオーケストラ ページトップへ
トリにふさわしく、学生のお手本となる圧巻の演奏。
20代から60代、年齢も職業もさまざまなメンバー構成で社会人ビッグバンドをリードしているグローバル・ジャズオーケストラ。アマチュアと呼ぶのをためらうような完成されたサウンドと素晴らしいソリストによる演奏はまさに圧巻で、しっかりと学生の皆さんのお手本となっていました。ゲストボーカリスト小柳淳子の迫力ある歌声も、さらにコンサートを盛り上げてくれました。
演奏曲リスト 1.You'd Be So Nice To Come Home To、2.On Green Dolphin Street、3.Cotton Tail、4.A Night In Tunisia
(ゲストボーカル 小柳淳子)、5.Fly Me To The Moon 、6.Have Your Self A Merry Little Christmas 、7.The Christmas Song、8.Through The Fire、9.Chega De Saudage、10.Every Day
BandMember'sComment
ビッグバンドを続けるきっかけにして欲しい。
学校卒業後、演奏を辞めてしまうメンバーがほとんどであると聞き、1人でも多く続けてもらいたく、世代を超えた交流が必要であろうかと感じていました。皆さんが、このライブをビッグバンドを続けていくきっかけにしてくれればと思っています。これからもこんな機会を多く作っていきたいです。
(バンドマスター:野々村さん)